top of page

チャペルコンサート夏!


気がついたら夏も本番!足元軽く、サンダルの季節になりましたね。


今週7月12日(水)は霊南坂教会のチャペルコンサートです!夏期は八月末まで休会になりますので、この日がラストとなります。


パイプオルガンだけでなく、今年3月に改修を終えてオランダから返ってきたハルモニウムも演奏しますので、是非皆様お越しください。


7月12日12:30開演です📢


今回はフランクがハルモニウムの為に書いた最晩年の愛らしい作品を演奏します。

なかなか忙しくて練習にいけないけれど、修行中のハルモニウム。足踏み送風で風を繊細に操ることができるので、とても表情豊かに表現できる素晴らしい楽器です。フリーリードの奥深い、渋みのある音色をもち、何でもないフレーズが豊かに歌いだします。


いやしかし、これがとにかく難しい…💦


長い期間でフランクのハルモニウム作品全曲演奏も目指していきますので、どうぞ皆様お聴き届けくだされば幸いです🫡




そういえば、六月に行われた明治学院プラチナカレッジ@白金の講座では、学院所有の1912年製作ペダル付き2段鍵盤リードオルガンをご紹介したのですが、こちらも同じ真鍮リードが振動して発音する楽器です。でも、ハルモニウムと違って、風を吸い込んだ時にリードが振動して音が鳴るので、粘り気のある柔らかな音になります。

リードオルガンは送風機構の観点から比較的演奏しやすいので、明治期以降パイプオルガンの代用楽器としても教会で奏楽に利用されたり、学校などで唱歌や音楽教育を支える役割を担いました。

日本では、足踏みリードオルガンはかなり馴染みある楽器ですよね。

しかも、明治学院のこのリードオルガンは、かのフランツ・リストからお墨付きをもらったメイソンandハムリン社製の『リストオルガン』と呼ばれるモデル。製作された当時の音色を再現すべく、当時の素材を使って修復され、演奏可能になったものは現在日本に東京藝大と明治学院の二台のみ😳

とても貴重な楽器です。


話はハルモニウムにもどりますが、この楽器は足踏みの送風が直接リードに当たって音がでるので、より繊細に、風量と表現のバランスをコントロールができます。絶妙なディミヌエンドと、クレッシェンドの力強さを表現できる、まさにプロ仕様の楽器です。

足踏み3年と言われるほど!


日本でこの規模andこのスペックのハルモニウムの音色が聴けるのはかなり稀有なことです。


霊南坂教会のデュモン製作ハルモニウムの修復されるまでに、ハルモニウム保存会の皆さまによる献身的なお働きがありました。


詳しくはこちらの記事をあわせてご覧ください!http://www.kirishin.com/2022/05/21/54395/


聴いてみたくなったでしょう?

それにしても、身近にこんな素敵な楽器たちがあるなんて、本当に有難い🐥


さて、先日、再び所沢ミューズでゴスペルの公演にちょこっと助演してまいりました。

ゴスペルグループのStarlightsさんとご一緒。

マイクありの歌andピアノにオルガンは生音という稀有な状況!会場はズンズン大盛り上がりで、久しぶりのコード譜読み、萌えました。


華やかなステージで、音楽を楽しむって素敵なことよね、っと改めて感じる瞬間でした。

Starlightsの皆さま、ありがとうございました❣️


ではではー!


また良い1週間をお過ごしくださいね♪

bonne semaine😘


ami




Comments


bottom of page