CDの発売はいつ!?
すっかり秋の到来ですね!
もう1ヶ月ほど経ちますが無事帰国いたしました。
ご報告しておらずごめんなさい😅
フランスはやはりバゲットとバターとコーヒーとワイン、、最高❣️最終日パリで友人宅に行った時に近くの美味しいパン屋さんを教えてもらい、サンドイッチを食べた時は悶絶です。口の中の絶妙な旨味ハーモニー、やはり現地で食べないと味わえないものですね。
これほどグローバル化が進んでも、やはりその場でしか体感できないものがある、そう確信した3年ぶりのフランスでした。
バター3ミリ生活には戻れませんが、日本でも名残惜しくてやってしまいます😊
それは食以外でも然り。会いたかった人達や歴史的なオルガンはやはり、そこにいかなくては再会できない響きと対話があります。今回の録音地Saint-omer にある1855年製のカヴァイエ=コルは、静かにどっしりと待っていてくれました。
そして肝心の録音は、というと、想像を絶する過酷な日々となりましたが、人生で2回目くらいに火事場の●●力を使ったような、、、
フランクの主要オルガン作品12曲をコンビネーション無し、鍵盤メカニック激重の楽器で一気に録るのはやはり尋常ではないですね。振り返ってみて思いました。
しかし、涙が出るほど美しく、しなやかで優しく、気品溢れる力強さを備えたこの楽器でフランクを録音する事ができて本当に幸せでした。
フランクが生きた時代に使われていた楽器で録音できるなんて、やはり特別なことです。この響きを皆さまにも是非お聴きいただきたいと思っています。
いつ発売になるの?とお尋ねいただきますが、これから編集作業やブックレットの作成などまだまだ作業がありますので、来年2月か3月にはCD(しかも2枚組!)が発売される予定です!皆さまどうか楽しみに待っていてください❣️
今回2週間近くお世話になった録音チームやアシスタント、オルガンメンテナンスのみんな🐈本当に支えていただきました。感謝が尽きません。
毎夜毎夜、蝙蝠の飛び回るカテドラル で死闘を繰りひろげましたが、本当にかけがえのない思い出です。
詳しくはまた発売前にでも。
さて、最近は本当に演奏してばかり。いろんな本番で弾かせていただいたり、学校や教会の奏楽でも弾いてばかり、ありがたいことです♪
そして近況としては、今年のイースターに洗礼を受けたのち、先日9/25に初めて霊南坂教会で奏楽を迎えました!久しぶりに眠れないくらいドキドキの前夜。本番でもこんな緊張はしないのです、、、やはり初めては何事も大変だなあと😅
礼拝が始まると、守られているような温かさがあり、声高らかに讃美歌を歌う会衆を支える喜びを感じました。
オルガンを主体にした流れるような美しい礼拝式、愛溢れるの牧師先生方のお話やお祈り、みなさん是非礼拝にきてみてくださいね。
さあ、最後は最近の推し😊
経済アナリストの馬渕磨理子さん!
youtubeで不意に動画を見始めたら→SNS→書籍とハマリ中。株式とか経済関連の動画なのですが、私のようなど初心者向けに解説くださっていて、話される内容が絵で書かれたように頭に入るので、本当にわかりやすい。トレードとか儲けに関わらず、世界や日本の政治経済の動きの原理が理解できるように配信されているのが好感を持てる理由です。
そしてこの本も、おすすめです!
あまり啓発本は読みませんが、これは読んで良かったし、馬渕さんの真摯な取組みがグサッと刺さります。
なんだか留学から帰国して、そういえばインプットすることを怠っていたなぁ、とか、発信力が弱すぎるな(苦手なのです)、とか。言い訳なら幾らでも浮かぶのですが、痛感する部分がありすぎました。
自由で社会性が低く、金融リテラシー低すぎる我ら音楽家…😅コロナ禍にこれはいけないと、勉強し始めたわけです。
音楽は時間芸術なので、もちろん勉強しただけ本番で結果が出るというわけではないのですが、どんな分野にせよしっかり生きるには必要な視点があります。しかし私には特に社会人や社会貢献という自覚が希薄で、ああ、そういう視点で音楽家として関わるのも使命なのだなと当たり前のことを再認識。
究極に突き詰める面とは別に、そういう思考回路も必要だったと改めて整理できました。
いつか是非馬渕さんには、何億とかいう話だけではない、分野違いの芸術関連事業の話しも聞いていただきたい。アナリストとして分析してほしい。
いや、これだけ真摯に日本経済のことを考えている方に、政治家になって日本を変えてほしい。
とにかく、気になった方は是非読んでみてください‼️
それでは〜(^^)
Ami
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