top of page

Singingmanの歌声が聴こえたら…


12月はコンサートが続くので、リハーサルやお仕事などで縦横に移動の日々です。

感染が広がっていますが、変わらずこの様な活動ができることに感謝して毎日を過ごしております。

この前神奈川県民ホールに行ったら、ホールの前にドーンとこのチラシが❣️



12/12のクリスマス公演、フラスコ画風の趣ある上品なチラシにやる気と喜びが湧いてきます。サックスの平野公崇さんとも共演を重ねるごとに刺激的で奥深い音楽時間を過ごさせて頂いております!後半の作品の元にもなっている有元利夫さんの絵も投影されるとか、されないとか?!

楽しみだなあ。


奏者の息遣いが聴こえてくるような素敵な空間で、木の温もりある美しいオルガンと麗しのサクソフォンとのクリスマスのひと時、是非いらして下さいね♪


この公演のことはまた後日ご案内しますが、

今日は最近心を奪われたこのSingingmanについて。


先日は12/18の東京オペラシティービジュアルコンサートのリハーサルで、大ホールへ伺っておりました。

1日たっぷりあの素敵な空間を満喫。



初台の駅を降りてホールの楽屋口に向かう道のりに石壁の円形広場があるのですが、そこにひっそりと巨人が立っています。


天を仰ぐSingingman (右)

とクリスマスツリー🎄



ここに不思議な巨人さんがいることは随分前から認識していましたが、まさか歌っていたとは知りませんでした。

ボロフスキー作 Singingman

こんな素敵な名前があったなんて。


尊敬する先輩が「あれ歌ってるんだよ」と、教えてくれたのがきっかけで、はじめてその歌声に耳傾けてみると、

低くてもの悲しい、でもどこか懐かしくてあたたかい異国の歌声がかすかに聴こえてきます。


聴こえた瞬間から、雑踏とBGMに溢れたこの東京で、ポッカリと違う宇宙に運ばれるような感じ。

思わず聴き入る。

こんなご時世だからか、祈っているようにも響く。

石で積まれた円形のアーチを土台にして、吹き抜けからフワフワと昇華するような歌声。

オペラシティの、東京の守り神なのかな。

あれ以来シンギングマンが気になって仕方がなく、今日もあそこでひっそりと天を仰いで祈りの歌声を響かせているのかなと、思いを馳せてしまいます。


人が多いと、意識して聴こうと思わないと風の音のごとく流れていくので、お立ち寄りの際は、一度立ち止まって耳をすませてみてください。

12/18のオペラシティービジュアルコンサートにお越しの際はぜひsingingmanの歌声に耳を寄せてからホールへ!


最後は、昨日見上げた鮮やかな逆光の目黒のイチョウ(サンマじゃなくて🐟)


みなさま、寒くなってきましたので、ご健康にはくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいね!


Bon week-end😊

Ami








bottom of page